私のオーダーメードソフト開発の業務歴は、二十数年になります。
当初は富士通や東芝のオフコン、プログラム言語はCOBOLを使用していました。
その後、パソコンが個人の趣味から簡単な業務になら使えるようになり、
NECのPC98シリーズ、MS-DOS上で動作するプログラムの開発に携わってきました。
そんな中、Accessとの出会いはWindows3.1が出た頃、Access2.0でした。
その後、15年以上、Accessと付き合ってきました。
その中、ソフト開発会社を介しての仕事をやめて、直接、顧客から仕事を請けるようになったのはAccessと出会ってから1・2年後の事でした。
直接、仕事を請けるようになった事により、代理店とか、途中に挟む事がなくなり、
直接、お客さんと対話する事ができ、何のしがらみも無い状態でソフト開発に取り組む事ができるようになりました。
そして、経費も最低限に抑える事が出来、その分をプログラム開発費に反映させる事が出来るようになりました。
このように直接、お客さんから仕事を請けるようになって10年以上経過しましたが、その間に携わったお客さんは10社程度です。
通常、Accessのような簡易的なシステムでは1ヶ月〜3ヶ月くらいで仕事を完成させていくのが常識だと思いますが、そこからすると極端に顧客の数が少ない事になります。
これは別に私が「大きな仕事しか請けない」という訳ではありませんし、勿論、通常なら短期間で出来る仕事を長く引き伸ばしている訳でもありません。
最初は、「短期間で、簡単に」という事で、優先度の高いところから作るのですが、それが完成すると、オーダーメードソフトの便利さ・使い安さに実感され、「それなら、これも」と次から次へと依頼が来て、長い付き合いになっていくからです。
それに、ある程度のお客さんの仕事が溜まると、新たな顧客からの依頼、営業活動は休止します。
場合によっては、数年間、常に、プログラムの依頼をされ続けるお客さんもおり、営業活動休止期間が数年にもおよび、このような顧客数になっているのです。
「業務用ソフトを1本購入した」
というより、
「通常の社員を雇う数分の1の金額で、コンピュータの事なら何でも相談できる同志を得た」
そんな感覚で思ってくれているようです。
単にプログラムを作って、お売りし、終わり
というのではなく、パソコンを使っての今後の経営戦略や最新情報の提供、機器のトラブル対処やワープロソフトの操作指導など、パソコンに関わるあらゆる方面からサポートさせて頂いているお客さんもおられます。
、
「お客さんと取引先」という関係では無く、共に会社を盛り立てる仲間や社員
のように扱って頂いております。
住所:大阪府泉南市 増田慎司 47歳
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